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口腔機能低下症をご存じですか?

皆さんこんにちは。歯科衛生士の智子です。

5月も終わる間際なのになかなか暖かくなりませんね。今年の秋田は寒さがずっと続いている感覚です。個人的なことですが高校野球観戦が大好きで、先日改修工事が終わって再オープンしたこまち球場に行って観戦してきました。野球は楽しかったですが真冬のような寒さでした。

暖かく過ごしやすい季節が待ち遠しいです。

ところで、タイトルにも書きましたが

「口腔機能低下症」

聞いたことありますか?なかなか日常生活内で聞くことのない文言だと思います。

・半年前に比べて硬いものが食べにくくなった。

・お茶や汁物等でむせることがある。

・口の渇きが気になる。

これらの症状が2コ以上当てはまると口腔機能低下症の可能性があるといわれています。

そもそも口腔機能低下症とは?

・口腔不潔(舌の汚れ)・口腔乾燥(お口の中の水分量)・咬合力低下(咬む力や残っている歯の本数)

・舌口唇運動機能低下(舌や唇の動き)・嚥下機能低下(モノを飲み込む力)

・咀嚼機能低下(嚙む力)・低舌圧(舌の力)

これらの症状がある方は口腔機能低下症と診断します。美味しいものが楽しく食べれなくなったり、それに伴い食欲低下、意欲低下、栄養不足などさまざまな不快な症状が現れてきます。唾液が出にくくなって虫歯になりやすい環境にもなってしまいます。

当院では舌の力(舌圧)や、咀嚼能力(噛む力)の測定を行っております。

舌の力や噛む力が一定数値より低かった場合には、機能向上を目指してお口周りのトレーニングの指導もいたします。体を鍛えるために筋トレするようにお口周りも筋トレが必要なんです。

最近なんとなくむせるようになったな・・など少しでも気になる症状がありましたらぜひ当院のスタッフにお声がけくださいね(^_-)-☆

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